樹脂・金属 切削加工について

切削加工とは、プラスチック材料の板材・丸棒材又は金属材料の板材・丸棒材などから機械加工を施し製品を製作する加工法です。

金型を使用しない生産法で、NC旋盤・複合旋盤・マシニングセンター・フライスなどの機械加工にて生産します。

切削加工のメリットとしましては、金型の製作が必要ないので少量の生産には向いています。
また、製品の寸法精度が良好で、多種多様な形状の製作が出来ます。

切削加工のデメリットとしましては、一つ一つ機械加工をにて生産する為、製品形状が複雑になるほど加工サイクルが長くなりコストが上がります。金型に比べて、大量生産には向いてない。

旋盤加工

旋盤加工とは、丸棒材の材料を回転させて加工します。材料を回転させてバイト(切削工具)で材料を加工していき製品形状を形成します。
バイトには様々な種類があり、各加工により使い分けて使用します。
加工法として、バイト、ドリルなど工具を用いねじ切り加工、テーパー加工、溝加工、突切り、曲面加工、C面加工、穴あけ加工、ローレット加工など様々な加工に対応出来ます。

フライス加工

フライス加工は、テーブルに加工を施す材料をセット固定し、主軸にフルバック、エンドミル、ドリルなどの切削工具を取り付け、工具を高速回転させてセットした材料を加工していきます。